「先生、さっきの甲状腺のCTの所見だけどさ…」
大したことじゃないんだけど、と言われつつも、何だろうとドキドキ。
「これなんだと思う?」
見落としてた、なにか興味深い(おもしろいというと語弊があるか)所見があったのかと、まだドキドキ。
みると頭の後ろのほうに丸い軟部影が。でも、病変そうではない。
先生がニコニコしゃべりかけてきてくれたし、これはクイズだ!とドキドキからワクワクに。
改めてじっくりみてみる。・・・所見をとるとはちょっと言いにくい。
頭部とは連続性のないものだが、それは人工物っぽくはない。濃度は不均一である。球状のものが肩のほうに行くと人の字のように二つに分かれる。
見づらいのでWWを広げると、単なる球状ではなく、肩のほうへスライスを移動すると丸から扁平な形になり、束の集族に見える・・・
髪の毛だ!!
「胸部Xpでも病変と間違えたくない髪の毛の束だけど、CTでもまとめてると、軟部腫瘍みたいに見えるよね。先生、こういうの好きでしょ?」
ハイ、好きです。しっかり好みを把握されてるなぁと思います。
放射線科のこっそりした楽しみに正常変異(この人の場合は全くの正常)が上がると思います。
肩甲骨の窓形成を見たときには、えー!なんか筋肉挟まっちゃいそう・・・と思ったり、
いろいろ病気の所見以外を見つけるのも楽しいです。
2010年8月25日水曜日
2010年8月20日金曜日
きちんとした本も読まなくてはと思った話
ブログをそろそろ書こうかなと思いつつ、何を書いたらなと迷います。
あまりにレベルが低い話を書くと、うちの大学で研修したら馬鹿になると思われたら大変だというちょっとした見栄で、自分としては毎日おもしろいなぁと思いながら過ごしていますが、なかなか筆が進みません。(反省文?)
最近上の先生とした話で、なるほどーと思ったことがあるので、その話でも。
皮質に沿ったT1WI高信号を見つけたので、あ、laminar necrosis、と短絡的に書いたところ、違っていました。
「他のシークエンスの信号はどうなの?」
恥ずかしながら、来た球打つ方式(たとえば虫垂腫大→虫垂炎)で、皮質に沿ったT1WI高信号→laminar necrosisと記憶していて、何も答えられません。
思わずさっとその人の画像を見ると、その病変はT2WI低信号で、
「T2WI・・・低信号・・・です・・・?」
答えはlaminar necrosisは出血、石灰化の関与がないのでT2WIは低信号になりません。
その人は出血性梗塞(出血が皮質に沿った形だった)でした。
自分が間違ってるのがわかるのは恥ずかしいですが、確定医になる前でよかったーと思います。
→格言:あんちょこを読むのもいいけど、きちんとした本も読みなさい。
との言葉に大納得しました。ありがたやー。
ひとつひとつの症例を上の先生とマンツーだったり、2対2(ツーツー?)だったりで、勉強できるうちの環境は本当に恵まれていると思います。
まぁ何事も一長一短あって、それぞれのキャラにあうあわないはあるのかなとは思いますが、私はいいなぁと思っています。
あまりにレベルが低い話を書くと、うちの大学で研修したら馬鹿になると思われたら大変だというちょっとした見栄で、自分としては毎日おもしろいなぁと思いながら過ごしていますが、なかなか筆が進みません。(反省文?)
最近上の先生とした話で、なるほどーと思ったことがあるので、その話でも。
皮質に沿ったT1WI高信号を見つけたので、あ、laminar necrosis、と短絡的に書いたところ、違っていました。
「他のシークエンスの信号はどうなの?」
恥ずかしながら、来た球打つ方式(たとえば虫垂腫大→虫垂炎)で、皮質に沿ったT1WI高信号→laminar necrosisと記憶していて、何も答えられません。
思わずさっとその人の画像を見ると、その病変はT2WI低信号で、
「T2WI・・・低信号・・・です・・・?」
答えはlaminar necrosisは出血、石灰化の関与がないのでT2WIは低信号になりません。
その人は出血性梗塞(出血が皮質に沿った形だった)でした。
自分が間違ってるのがわかるのは恥ずかしいですが、確定医になる前でよかったーと思います。
→格言:あんちょこを読むのもいいけど、きちんとした本も読みなさい。
との言葉に大納得しました。ありがたやー。
いろいろな病気が知りたくて、ついつい、絵だけパラパラーと見がちですが、やっぱりそれだけではダメですね。
ひとつひとつの症例を上の先生とマンツーだったり、2対2(ツーツー?)だったりで、勉強できるうちの環境は本当に恵まれていると思います。
まぁ何事も一長一短あって、それぞれのキャラにあうあわないはあるのかなとは思いますが、私はいいなぁと思っています。
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