2010年8月20日金曜日

きちんとした本も読まなくてはと思った話

ブログをそろそろ書こうかなと思いつつ、何を書いたらなと迷います。
あまりにレベルが低い話を書くと、うちの大学で研修したら馬鹿になると思われたら大変だというちょっとした見栄で、自分としては毎日おもしろいなぁと思いながら過ごしていますが、なかなか筆が進みません。(反省文?)

最近上の先生とした話で、なるほどーと思ったことがあるので、その話でも。
皮質に沿ったT1WI高信号を見つけたので、あ、laminar necrosis、と短絡的に書いたところ、違っていました。
「他のシークエンスの信号はどうなの?」
恥ずかしながら、来た球打つ方式(たとえば虫垂腫大→虫垂炎)で、皮質に沿ったT1WI高信号→laminar necrosisと記憶していて、何も答えられません。
思わずさっとその人の画像を見ると、その病変はT2WI低信号で、
「T2WI・・・低信号・・・です・・・?」
答えはlaminar necrosisは出血、石灰化の関与がないのでT2WIは低信号になりません。
その人は出血性梗塞(出血が皮質に沿った形だった)でした。
自分が間違ってるのがわかるのは恥ずかしいですが、確定医になる前でよかったーと思います。
→格言:あんちょこを読むのもいいけど、きちんとした本も読みなさい。
との言葉に大納得しました。ありがたやー。
いろいろな病気が知りたくて、ついつい、絵だけパラパラーと見がちですが、やっぱりそれだけではダメですね。

ひとつひとつの症例を上の先生とマンツーだったり、2対2(ツーツー?)だったりで、勉強できるうちの環境は本当に恵まれていると思います。
まぁ何事も一長一短あって、それぞれのキャラにあうあわないはあるのかなとは思いますが、私はいいなぁと思っています。

1 件のコメント:

  1. 追記
    Cortical laminar necrosis in brain infarcts:
    serial MRI
    N. Siskas:Neuroradiology (2003) 45: 283–288

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