昨日は学内で、前教授の伊藤春海先生の胸部レントゲンのセミナーでした。そもそも私が放射線科に興味を持ったきっかけは、先生のポリクリの講義が非常におもしろくて、「肺が存在する場所を詳細に追ってみよ」との問題に、学生らしく、黒く見えるところをすーっと指し示していくと、「ばかもの、肺はそんなに小さくはない」と叱られ、目からうろこが落ちたところだと思います。そんな学生時代の講義を思い出して、なんだか懐かしくもありました。 先生の講演は画像と、解剖(形態)との関係を詳細に理解していくもので、テレビでいうとNHKの番組の面白さに似ている気がします。(変な例えですが、感覚的にはなんとなくそんな感じ。)今回のテーマは肺尖で、その周囲の解剖、主にそこに写りこむ骨についての講演でした。レクチャーに行けなかった他の先生にどんな内容だったか伝えると、肺のレクチャーなのに??骨??ときょとんとされましたが、実際に聴いていると何の違和感もありませんでした。骨を通して肺尖を観察するというものでした。今なら肺尖の癌を、鎖骨リンパ節転移を、単純一枚で疑える気がしています・・・!!! 強気です・・・!!! レクチャーの内容も面白かったのですが、先生の物事に対する集中力もすごかったです。 1枚の模式図に、GWの4日間を費やしたというくだりは・・・すごかった!! 自分にも同じ様に真摯な態度で画像に取り組めるだろうか・・・とむむむと思いました。
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